訪問診療
訪問診療
訪問診療は、お一人で通院が困難な患者さんのもとに医師が定期的に診療にうかがい、計画的に治療・看護・健康管理等を行うものです。定期訪問に加え、緊急時には必要に応じて臨時往診や入院先の手配なども行います。訪問診療の目的は病気の治療だけではありません。転倒や寝たきりの予防、肺炎や褥瘡(床ずれ)などの予防、栄養状態の管理など、予測されるリスクを回避し入院が必要な状態を未然に防ぐことも重要な役割となっています。
通院の負担や、医療機関・調剤薬局での待ち時間がなくなります。ご自宅やご施設で安心した療養生活を送っていただくため、主治医を含めた複数の医師が24時間・365日対応いたします。
ご自宅で介護されているご家族におかれましては、平日の日中に通院介助のために時間をとられることがなくなります。また、介護施設におかれましては通院介助の人手が不要となるため、その分、介護スタッフさんの時間が確保でき、他のサービスの向上にも繋がります。
当院から半径16㎞圏内となっております。
ご自宅、施設が対象エリア内かについてはお気軽にご相談ください。
ケアマネジャー・訪問看護師から患者さんの詳しい情報をうかがいます。外来通院中の方は主治医から『診療情報提供書』をお受け取りください。
患者さん・ご家族から在宅療養へのご要望についてうかがいます。必要に応じてケアマネジャー・訪問看護ステーション・訪問ヘルパー・訪問調剤薬局・在宅医療機器・介護福祉用具の手配を行います。その際、当院のご契約内容についてご説明します。入院中の方は、病院で「退院前カンファレンス」が行われます。
患者さん一人ひとりに合わせて『訪問診療計画書』を作成いたします。計画書のスケジュールで、ご自宅もしくは介護施設を訪問し診療を行います。基本的に月2回の定期訪問となります。必要と判断した場合には臨時往診も行います。